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脊椎分離症・脊椎すべり症
脊椎分離症（せきついぶんりしょう）とは、脊椎を構成する椎体（ついたい）と椎弓（ついきゅう）が分離してしまう病気のことで、これが進行すると椎間板も変形して上の椎体そのものが下の椎体よりずれて脊椎すべり症になります。スポンサーリンク
脊椎分離症・脊椎すべり症の原因
背骨を構成する脊椎（せきつい）は、丸い椎体（ついたい）と後部に突き出た椎弓（ついきゅう）でできていますが、この椎体と椎弓が分離してしまうのが脊椎分離症です。脊椎分離が進行すると椎間板も変形して、上の椎体そのものが下の椎体より前へずれてしまって、脊椎すべり症になります。
原因については、いろいろと言われていますが、先天性のものと後天的な形成不全、外傷による骨折などが関与すると考えられています。成長期に水泳やボートのようなスポーツを続けると、形成不全の脊椎分離が起きることがあり、若者の腰痛の原因のひとつとなっています。脊椎すべり症には分離するものと、分離を伴わないものとがあります。
脊椎分離症・脊椎すべり症の症状
分離していると脊椎に負担がかかって慢性的な腰痛になり、すべり症になると神経を圧迫するのでやはり腰痛や下肢痛が起きてきます。運動をすればするほど症状は悪化します。
脊椎分離症・脊椎すべり症の治療法
腰痛が強ければ、コルセットや消炎鎮痛剤を使用します。痛み、排尿障害、下肢の麻痺など生活に支障があるほどの痛みがあるなら手術をします。
受診科は整形外科です。
脊椎分離症・脊椎すべり症に関するQ&A
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