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ヘルパンギーナ
ヘルパンギーナとは、夏に流行するウィルス感染症で乳幼児がかかりやすい病気の一つです。いわゆる夏風邪と呼ばれるものの一種です。高熱が続き、のどに水ぶくれのようなものができてヒリヒリします。このため、うまく食事や水分が補給できずに脱水を引き起こす子供もいます。スポンサーリンク
ヘルパンギーナの原因
コクサッキーウィルスＡの2、3、4、5、6、8，10、22型に感染することが原因です。「コクサッキー」とは、アメリカ・ニューヨーク州の部の町の名前で、ここにいた患者から最初にこのウィルスが見つかったことにその名前は由来しています。このウィルスの仲間は、腸の中で増えて便の中に出て来るものが多いため、口から口への感染だけでなく、便の中のウィルスも感染の原因となります。症状が全くなくなっても、しばらくの間は便中にウィルスが排出されているので、注意が必要となります。
ヘルパンギーナの症状
のどの奥に、口内炎のような赤いブツブツや水疱がたくさんできて、のど全体が真っ赤になります。高熱も数日間続きます。のどはとても痛いことが多く、時に飲み込みにくさも感じます。食欲はなく不機嫌で、よだれを多く出す子供もいます。
ヘルパンギーナの治療法
この病気に対する特効薬はありませんので、対症療法が原則です。高熱で食欲も低下しますので、脱水にならないように注意することが大切です。
受診科は小児科になります。
ヘルパンギーナに関するQ&A
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