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百日咳
百日咳(ひゃくにちぜき)とは、けいれん性の咳発作(痙咳発作)を特徴とする気道感染症です。母親からは百日咳の免疫をもらわないため、赤ちゃんの早い時期からこの病気にかかります。生後6カ月以下の赤ちゃんでは死に至る危険性も高い病気です。百日咳ワクチンを含む三種混合ワクチン接種は日本はもちろん、世界中で実施されているため、百日咳の発生数は激減しています。スポンサーリンク
百日咳の原因
百日咳菌の飛沫感染(咳やくしゃみによってうつる)が原因です。潜伏期は1~2週間で、この病気はお母さんからは免疫をもらえないので、生まれたての赤ちゃんでもかかることがあります。なお、百日咳の予防接種が入っている三種混合ワクチンは生後3カ月から受けることができます。早めに予防接種を済ませたほうが良いでしょう。
百日咳の症状
百日咳にかかると、長い経過をたどります。まず、くしゃみ・鼻水・咳・微熱など普通の風邪と同じ様な症状が約1~2週間続きます(カタル期)。そして次第に咳が激しくなります。この咳込みはレプリーゼと呼ばれ、顔を真っ赤にしてコンコン激しくせき込み、最後にヒューッと音を立てて大きく息を吸う発作(痙咳発作)です。この咳の発作は2~3週間続きます(痙咳期)。生後半年未満の赤ちゃんでは咳の発作で呼吸が止まってしまうことがあり、入院が必要となることもあります。痙咳期が終わると、山は越えたようなものです。2、3週間の回復期を経て全快します。
百日咳の治療法
咳止めの薬と百日咳に有効な抗生物質(エリスロマイシン)を使って治療します。重症な場合は、入院してγグロブリンの静注なども行われることがあります。
⇒ 百日咳の予防接種
受診科は小児科になります。
百日咳に関するQ&A
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