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気管支内異物症
気管支内異物症（きかんしないいぶつしょう）とは、空気の通り道である気管支が何かしらの異物によって閉塞してしまうことです。大きな気管支を詰まらせてしまうと、呼吸困難で大変危険な状態になります。１歳から３歳の子供に多く発生しますが、高齢者の発症も増えています。スポンサーリンク
気管支内異物症の原因
小児の場合はピーナッツなどの豆類、ボタンなどを詰まらせてしまうことが多いようです。びっくりしたり急に泣き出したりする拍子に、間違えて気管支の方に落ちてしまうのです。高齢者の場合は、入れ歯や挿し歯などを詰まらせてしまうことが多いようです。
気管支内異物症の症状
激しい咳き込み、呼吸困難が見られます。また、物が詰まった方の肺にだけ雑音が聴かれます。ごく細い気管支を詰まらせた場合は、しだいにこれらの症状は落ち着いてきますが、長期間放置すると、肺炎を引き起こす危険もあります。
気管支内異物症の治療法
気管支鏡を用いて異物の入った気管支を確認し、早急に異物を取り除きます。て二次的に感染を引き起こして肺炎に陥った場合は、抗生剤などを投与して治療を継続します。
受診科は小児科、呼吸器内科になります。
気管支内異物症に関するQ&A
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