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水痘(みずぼうそう)
水痘とは、いわゆる「みずぼうそう」のことです。かゆみを伴う水疱(水ぶくれ)や発疹が全身に出現し、発熱も見られます。他の子供への感染を防ぐために、発疹や水ぶくれがかさぶたになるまでは学校や幼稚園からの隔離が必要になります。スポンサーリンク
水痘(みずぼうそう)の原因
水痘・帯状疱疹ウィルス(ヘルペスウィルス)の飛沫・接触感染が原因です。飛沫感染とは、ウイルスや細菌が咳やくしゃみによって周囲に広がって感染することです。くしゃみなどでかなり広い範囲に飛び散ります。この水痘・帯状疱疹ウィルスは発疹の出る1~2日前から水疱がかさぶたになるまで、他の子供に感染する可能性があります。
水痘(みずぼうそう)の症状
37~39度の熱が出て、赤くかゆい小さな発疹が出現します。やがて水疱になって、時間が経つとかさぶたになります。発疹は全身にたくさん出る場合と数粒だけ出て終わってしまう場合など、様々です。かゆみに耐えられず、幼い子供はかきむしってしまうことがありますが、かいた傷口からばい菌が入ってしまうと化膿してしまい、治療が長引いてしまいます。普通、発疹は1週間~10日で落ち着いてきます。発熱は通常1~3日で下がってきます。
水痘(みずぼうそう)の治療法
かゆみを抑える塗り薬と飲み薬で治療します。かいた傷口にばい菌が入ってしまった場合は抗生剤も使用します。通常、これらの対症療法のみで軽快しますが、抗ウィルス剤(ゾビラックス)を使用することもあります。発疹が出て3日以内にこの薬を使えば、発疹の数や大きさ・治るまでの期間などがいずれも少なくなります。ただし、この抗ウィルス剤は味が無く水に溶けないため、幼い子供ではしばしば飲みにくいなどの問題もあります。
受診科は小児科になります。
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