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新生児ヘルペス
新生児ヘルペスとは、産道感染や分娩後にヘルペスを唇などに発症しているお母さんやお父さん、医療従事者、お見舞いにきてくれた人などから感染して、全身(肝・肺・副腎・中枢神経系などの臓器)、または部分的(皮膚・口腔粘膜・目・中枢神経など)にヘルペス感染症の症状を示し、発熱・哺乳力の低下や活動性の低下を起こす病気です。スポンサーリンク
新生児ヘルペスの原因
新生児のヘルペス感染は、胎内感染(お母さんのおなかの中で感染する)、産道感染(生まれる時にお母さんから感染する)、出生後の水平感染(ヘルペスを発症している人からうつされる)の3経路があります。
新生児ヘルペスの症状
新生児ヘルペスは全身・中枢神経型、皮膚型(表在型)に分類されます。全身型は予後が悪く、抗ウィルス剤が使用可能になった現在でも約40%の新生児が死亡してしまいます。中枢神経型では脳症などの後遺症を残すことがあります。全身・中枢神経型は、水疱などの皮疹が出るとは限らず、哺乳力低下、発熱などの症状で発症することが多いので注意が必要です。出生後2週間以内に発症します。皮膚型は、皮膚や粘膜に水泡がプツプツと出現しますが、予後は良好です。
新生児ヘルペスの治療法
ただちに抗ウィルス薬を投与します。出生後に新生児ヘルペスにかかる可能性があるのは、最初の数週間です。この時期の感染は必ずと言っていいほど、口唇ヘルペスをもつ大人のキスによって引き起こされるため、口唇ヘルペスができている人は赤ちゃんにキスをしないことが大切です。
受診科は産婦人科、小児科になります。
新生児ヘルペスに関するQ&A
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