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突発性発疹
突発性発疹（とっぱつせいほっしん）とは、乳児、とくに１歳未満の子供に多く見られるウィルス感染症です。生まれて初めて出た高熱は、半分以上がこの突発性発疹によるものと言われています。40℃近い高熱が三日ほど続き、熱が下がってくるのとほぼ同時期に体中に赤い斑状の発疹が出る病気です。発疹が出るのは、熱が下がった日かその翌日ぐらいで、発疹が出るまでははっきりとした診断はつきません。スポンサーリンク
突発性発疹の原因
ヒトヘルペスウィルス６型、ヒトヘルペスウィルス７型に感染することで発症します。原因となるウィルスが二種類ありますので、「突発性発疹に２回かかる」ということもしばしばありえることなのです。
突発性発疹の症状
３日間ほど40℃近い高熱が続いた後、解熱とともに発疹が出現します。高熱のわりに、子供は機嫌が良いことが特徴です。発疹は体幹(おなかや背中)から出て、首、手に広がり、顔、足にも出てきます。発疹の色は赤っぽい色で、ポツポツとしたスポット状のものです。この発疹は色素沈着を残さずに消失してゆきます。時々、下痢を伴うこともあります。
突発性発疹の治療法
この病気はウィルス感染症なので、抗生物質は効きません。この病気に対する特別な治療薬はありません。高熱が出ているときは解熱剤を投与するなど、対症療法が原則です。
受診科は小児科になります。
突発性発疹に関するQ&A
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