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病原性大腸菌（O-157）
病原大腸菌性食中毒とは、病原体となる大腸菌が大腸や小腸に侵入して増殖し、毒素を作ったり、腸に出血を起こさせたりする病気のことです。スポンサーリンク
病原大腸菌性食中毒の原因
普通は病原体とならない大腸菌の中に病原体となるものがあります。そのような大腸菌が、大腸や小腸に侵入して増殖し、毒素を作ったり、腸に出血を起こさせたりするというように、発症の仕方や症状でいくつかの種類に分かれます。
中でも、最近学校などで集団発生を起こしたO-157が有名です。この菌は人の間での感染もありますが、食品を通しての集団食中毒が問題となることが多いです。
病原大腸菌性食中毒の症状
原因によって異なりますが、８～２０時間の潜伏期間を経て、発熱、腹痛、下痢など赤痢と同じような症状を現したり、嘔吐と下痢を起こしたりします。
腸管出血性のものは、下痢が数日続いてから血便が続きます。幼児の場合に腸管出血性のものにかかってしまい、血便が出ると意識障害や腎障害が起きて生命に危険があります。
病原大腸菌性食中毒の治療法
輸液や抗生物質が有効です。
受診科は内科、小児科です。
病原性大腸菌（O-157）に関するQ&A
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