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慢性腎炎
蛋白尿や血尿などの尿の異常や高血圧が、腎臓そのものに起こった炎症によって１年以上続いている状態を慢性腎炎（まんせいじんえん）といいます。スポンサーリンク
慢性腎炎の症状
蛋白尿や血尿などの尿の異常や高血圧が、腎臓そのものに起こった炎症によって１年以上続いている状態を慢性腎炎といいます。
むくみなどの症状が見られることもありますが、多くの場合自覚症状は乏しく検診等で高血圧を指摘されたことによって発見されるということも少なくありません。軽い蛋白尿や血尿が見られる場合は無症候性蛋白尿、血尿と診断されることがあります。
このような状態が何年にも渡って続いても腎臓の働きがあまり低下しない場合、や症状がでたりなくなったりと繰り返しながら少しずつ腎臓の作用が低下していく場合は腎不全になってしまう場合など、経過は患者さんによってさまざまです。
慢性腎炎の原因
原因は免疫反応の以上がきっかけで、体内に入ってきた異物に対する免疫反応の結果免疫複合体が作られそれが沈着してしまうことが原因の一つとされています。ですが、急性腎炎との違いについてはよくわかっていません。
慢性腎炎の治療
慢性腎炎の治療はどのようなことが原因になったのかによって大きく違ってきます。病気の原因によって効果的な投薬を選択していきます。巣状糸球体硬化症の場合はステロイド薬、ネフローゼ症候群の場合であれば副腎皮質ステロイド薬や免疫抑制薬などが使用されます。もちろん、食事中の塩分とたんぱく質の制限や高血圧の治療も同時に進めることが大切です。
受診科は腎臓内科、小児科です。
慢性腎炎に関するQ&A
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