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急性うっ滞性乳腺炎
急性うっ滞性乳腺炎(きゅうせいうったいせいにゅうせんえん)とは、乳腺内に乳汁がたまって起こる乳腺炎のことです。スポンサーリンク
急性うっ滞性乳腺炎の原因
主に初産婦の産褥期(さんじょくき)にみられる症状です。出産後はホルモンの働きにより乳汁の分泌が盛んになりますが、乳管が十分に開いていなかったり、赤ちゃんの吸引力が弱かったりすると、乳腺内に乳汁がたまって起こります。
急性うっ滞性乳腺炎の症状
乳の出が悪くなり、乳房全体が赤く腫れて張ったような感じになります。ほてった乳房は痛みを伴いますが、全身の発熱や悪寒はありません。
急性うっ滞性乳腺炎の治療法
まずは発熱を伴う急性化膿性乳腺炎の疑いがないか調べます。急性うっ滞性乳腺炎であれば、乳腺内にたまった乳汁を出さなければいけません。そのためには、乳管が開くように乳房マッサージをして授乳を行います。それでも不完全な場合は搾乳器などで強引に乳を搾り出します。
また、乳の出を抑えるには冷たい湿布が効果的です。
受診科は外科、産婦人科です。
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