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慢性気管支炎
慢性気管支炎（まんせいきかんしえん）とは、痰（たん）を伴った咳が、2年以上の長期間にわたって出ている病態のことを言います。スポンサーリンク
慢性気管支炎の原因
健康な気管支の粘膜には細かな線毛（せんもう）があり、粘膜から分泌される液とともに気管支に入ってくるほこりや病原菌などの異物をのどの方へ送って排除する運動をします。この働きが様々な原因で妨げられ、気管支に分泌物がたまることで痰が増えてしまいます。
原因は体力の衰え、老化、遺伝的体質などの内部要因とタバコや大気汚染などの外部要因に分かれます。
慢性気管支炎の症状
主な症状は咳と痰で、息切れや喘鳴（ぜんめい）はあまりありません。はじめのうちは急に冷たい空気を吸ったときに出ますが、病気が進むと一年中咳や痰が出るようになり、特に朝起きたときや午前中に咳や痰が多くなります。
慢性気管支炎の治療法
現状では根本的な治療法はありません。しかし、適切な治療で悪化を防ぐことは可能です。そのためには考えられる原因を取り除くようにすることが大切です。
例えば、喫煙の習慣がある人の場合、咳と痰だけの慢性気管支炎であれば、タバコをやめるだけでも症状はよくなります。
受診科は、内科・呼吸器内科・外科です。
慢性気管支炎に関するQ&A
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