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橋本病(慢性甲状腺炎)
橋本病(はしもとびょう)とは、慢性甲状腺炎とも呼ばれ橋本策博士が発見した病気で、世界的にも橋本病として通用する病気です。自己免疫性疾患の一種で原因は不明ですが、甲状腺に対して慢性のリンパ球の浸潤による炎症と甲状腺が肥大し、甲状腺機能に異常がおこる病気です。スポンサーリンク
橋本病の原因
甲状腺に自己免疫疾患が起こるものです。血液中に甲状腺に対する自己抗体が生まれることで、甲状腺組織に障害が起きます。障害がひどくなると甲状腺の細胞が破壊されてしまい、甲状腺の機能が低下します。
橋本病の症状
中年の女性に多い病気で、ほとんどの患者の甲状腺が腫れてしまいます。半分の人にはそのほかの症状が現れませんが、初期の機能低下症では甲状腺ホルモンが減少するために新陳代謝が低下して、声がかすれたり、首の前の方が不快だったり、身体の倦怠感が出たりします。
病状が進んで甲状腺の機能が明らかに低下してくると、汗が出にくくなり、無気力になったり便秘になったり、軽い言語障害が起きたりします。まぶたや額や唇にむくみが出ると顔が腫れたように見えます。頭髪のつやが失われ、皮膚は乾燥し、女性の場合は貧血や月経過多になったりします。重症の場合には、心不全、体温低下、意識障害や昏睡に陥ることもあります。
橋本病の治療法
甲状腺が腫れても機能に異常がなければ、定期検査だけで特に治療の必要はありません。定期的に検査を受けて、機能が低下してきた場合には甲状腺ホルモン剤を服用すれば、入院などの必要もなく生活できます。
受診科は内科、内分泌代謝科、甲状腺専門外来です。
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橋本病(慢性甲状腺炎)に関するQ&A
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