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カンジダ皮膚炎(皮膚カンジダ症)
カンジダ皮膚炎とは、本来、腸の中や口の中などにいる真菌(カビ)の一種であるカンジダ菌が皮膚に繁殖して炎症を起こしている状態のことをいいます。スポンサーリンク
カンジダ皮膚炎の原因と症状
カンジダ菌は高温多湿なところに繁殖するので、おむつのあたる部分をはじめ、わきの下や背中など、汗をかきやすく湿ったところによく見られます。
最初は赤いブツブツができる程度ですが、悪化すると全体的に真っ赤になり、周囲の皮膚がレース状にうっすらとむけることもあります。
カンジダ菌は、皮膚や体の抵抗力が落ちると繁殖しやすくなります。そのため、おむつかぶれでおしりの皮膚のバリア機能が低下していると、そこにうんちの中のカンジダ菌が繁殖して炎症を起こす、ということがよくあります。
カンジダ皮膚炎の治療
カンジダ皮膚炎はカビが原因なので、家庭でのケアだけではなかなか治りにくいものです。おむつかぶれの治療に使われるステロイド薬をつけると、皮膚の抵抗力が弱まって症状が悪化します。おむつかぶれだと思ってケアしていても、なかなか症状が改善されないときには、早めに受診しましょう。
カンジダ菌が原因と診断されれば、抗真菌薬が処方されます。
塗り薬での治療と同時に、皮膚のバリア機能を回復させるケアも重要です。ケアの基本はおむつかぶれの場合と同じで、おむつをこまめに替えて、よく乾かしてからおむつをつけるようにしましょう。
受診科は皮膚科、婦人科、泌尿器科、内科です。
カンジダ皮膚炎(皮膚カンジダ症)に関するQ&A
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