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血管腫（赤いあざ）
血管腫（けっかんしゅ）とは、血管の増殖による赤いあざで先天的なものです。スポンサーリンク
血管腫の原因
血管の増殖による赤いあざで先天的なものです。自然に消えるものとそうでないものがあります。
血管腫の種類と治療法
多くの種類がありますが、乳幼児によくみられるものでは、いちご状血管腫、赤ブドウ酒様血管腫（単純性血管腫）、サーモンパッチ／ウンナ母斑、海綿状血管腫などです。
いちご状血管腫
生後１週間くらいで、いちごのように赤く盛り上がったあざが現れるものです。そのままにしておいても小学校に行くまでにはほとんどが治りますので治療の必要はありませんが、ただれたり出血がある場合は薬物療法や外科的療法を行います。
赤ブドウ酒様血管腫（単純性血管腫）
生まれつき、身体のいろいろなところに境界のはっきりした赤色や濃い赤色の平らなあざが現れるものです。自然には消えません。成人してからレーザー照射や外科療法などを行います。
サーモンパッチ／ウンナ母斑
生まれつきで額の中央やまぶたの内側に発生します。うなじに現れるものをウンナ母斑といいます。サーモンパッチの場合は２、３歳くらいまでに自然に消えるので、治療の必要はありませんが、ウンナ母斑は消える場合と成人になっても残る場合があり、希望に応じて形成手術をすることもあります。
海綿状血管腫
皮膚の深いところに海綿状の血管腫が存在することで赤いあざが現れるものです。生まれつきあるものがほとんどですが、自然には消えませんので切除手術が必要となります。
受診科は皮膚科、形成外科、美容外科です。
血管腫（赤いあざ）に関するQ&A
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