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やけど（火傷・熱傷）
やけど（火傷・熱傷）とは、熱による傷害の総称です。スポンサーリンク
やけどの原因
熱による傷害です。重いものは生命にかかわります。
特に、成人では全身の皮膚の２割以上、子供では１割以上のやけどを負って治療が遅れると死亡する可能性があります。
やけどの症状
やけどは、深さと面積で３段階に分けられます。
第Ⅰ度は表皮のみやけどで、表皮には紅斑や浮腫が現われ、痛みを伴うこともあります。
第Ⅱ度は真皮まで達したやけどで、紅斑と水疱が現われて、痛みもひどくなります。
第Ⅲ度は皮下脂肪までおよんだやけどで、皮膚が壊死してしまいます。こうなると皮膚が元に戻ることはほとんどありません。
やけどの治療法
やけどをしたらまず流水でしばらく冷やします。
第Ⅱ度、あるいはⅢ度の場合は冷やす時間も惜しいので冷たいタオルなどを当てたまま、ただちに医師の治療を受けます。
やけどの範囲が広いために、ショック状態を起こして顔面蒼白になった場合、頭を低く足を高くして、安静にしながらスポーツドリンクなどで水分を補給して病院に運びます。応急処置が大切です。
また、症状によっては、後に植皮手術をします。
受診科は皮膚科、形成外科です。
やけど（火傷・熱傷）に関するQ&A
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