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消化器の病気(食道、胃、腸、肛門)
胃腸・食道など消化器の病気には胃下垂、急性胃炎、慢性胃炎、胃ポリープ、大腸ポリープ、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、虫垂炎、腸閉塞、潰瘍性大腸炎、食中毒などがあります。以下の病名のリンクではさらに詳細な病気の症状や治療法、対策などを解説しています。
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カルチノイド症候群
カルチノイド症候群とは、消化管や呼吸器に腫瘍が発生してホルモンを分泌するもので、良性のものと悪性のものがあります。
クローン病
クローン病とは、口腔から胃や腸までのすべての消化器に潰瘍や線維化を引き起こす病気です。
タンパク漏出性胃腸症
タンパク漏出性胃腸症(たんぱくろうしゅつせいいちょうしょう)とは、血液中のタンパク質が胃や腸の粘膜から胃や腸の内側に漏れてしまい、血液中のタンパク質が減少する病気のことです。
ダグラス窩膿瘍
ダグラス窩膿瘍(かのうよう)とは、骨盤腔の一番下のダグラス窩に腹腔内の液や膿汁がたまってできる膿瘍のことです。
ブラインドループ症候群
ブラインドループ症候群とは、小腸の狭窄や閉塞などによって腸の内容物が停滞し、その結果、細菌が異常繁殖して、各種栄養素の吸収が阻害される病気のことです。
マロリーワイズ症候群
マロリーワイズ症候群とは、大量飲酒、妊娠、食中毒などで激しく嘔吐したときに、食道と胃の境目付近の粘膜が裂けて出血を起こす状態のことです。
メッケル憩室炎
メッケル憩室炎とは、回盲部から30~90センチ口側の回腸の腸管を取り巻く先天性のメッケル憩室が炎症を起こす病気のことです。
下痢症
下痢症(げりしょう)とは、細菌、薬物、食品などの影響で腸の粘膜が炎症を起こし、便の水分が吸収されずに、便が柔らかくなってしまう状態のことを指します。
乳糖不耐症
乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)とは、乳糖を消化するために小腸粘膜から分泌される酵素が不足もしくは欠乏して、牛乳を飲むと腹痛や下痢を起こす状態のことを指します。
伝染性下痢症
伝染性下痢症(でんせんせいげりしょう)とは、種類が特定できないウイルスによって胃腸に炎症が起こる病気のことです。
低酸症、無酸症
低酸症とは、胃液の中の酸が正常より少ない状態のことで、無酸症とは、酸がまったくない状態のことです。
偽膜性腸炎
偽膜性腸炎(ぎまくせいちょうえん)とは、胃や腸にジフテリアにかかった時のような偽膜ができる腸炎のことです。
先天性巨大結腸症(ヒルシュスプルング病)
先天性巨大結腸症(ヒルシュスプルング病)とは、腸管の神経細胞の先天的な欠損により、腸が正常に運動せずに便の移動ができなくなり、腸が拡張して腸閉塞のような状態になる病気のことです。
内痔核(いぼ痔)
内痔核(ないじかく)とは、静脈がうっ血して、肛門の内側にいぼのような腫瘤ができる病気のことです。いぼ痔とも呼ばれます。
吸収不良症候群
吸収不良症候群(きゅうしゅうふりょうしょうこうぐん)とは、脂肪を中心としてビタミン、糖質、タンパク質などの各種栄養素、あるいは一部の栄養素の吸収が阻害されて栄養失調になる病気のことです。
外痔核
外痔核(がいじかく)とは、歯状線より外の部分にある外痔静脈叢が大きくなったもののことを言います。
大腸がん(直腸がん、結腸がん)
大腸がん(大腸癌)は、大腸にできる癌の総称で、直腸がんや結腸がんなどに別けられます。また、その進行程度により早期大腸ガンと進行大腸ガンに分類することができます。食生活の欧米化(大量の脂肪摂取、食物繊維の不足)などが大腸ガンが増加する原因の一つと考えられています。
大腸ポリープ
大腸ポリープとは、大腸の粘膜に発生し、いぼのようにポコッと大腸の内壁に飛び出したもののことを言います。種類は様々で、一番多いのが癌になる危険のある腫瘍や早期の癌を含む腫瘍性ポリープです。そのほかにも炎症性ポリープ、過形成性ポリープなどがあります。
大腸憩室
大腸憩室(だいちょうけいしつ)とは、大腸の壁の一部が、小さな風船が膨らむように外へ突き出て袋状になる病気のことです。
家族性ポリポーシス
家族性ポリポーシスとは、大腸に無数のポリープが発生する病気のことで、癌化率が高く、遺伝性が認められています。
巨大結腸症
巨大結腸症(きょだいけっちょうしょう)とは、腸管の神経細胞の欠損や、結腸の一部または全部が極度に拡張することで、腸が正常に運動せずに便の移動ができなくなり、腸が拡張して腸閉塞のような状態になる病気です。
後天性巨大結腸症
後天性巨大結腸症(こうてんせいきょだいけっちょうしょう)とは、結腸の一部または全部が極度に拡張し、便がたまって頑固な便秘になるとともに、腹部が腫れ上がってくる病気のことです。
急性胃炎
胃炎とは、胃の粘膜が炎症を起こしている病気です。胃がんや、胃、十二指腸潰瘍とともに、「胃の三大疾患」ともいわれていました。急性胃炎(きゅうせいいえん)とは簡単に言えば、急に胃におきた粘膜のただれのことです。
急性腸炎
急性腸炎(きゅうせいちょうえん)とは、腐った食品や細菌に汚染された食品を食べたとき、抗生物質などを服用した場合などに下痢などが起こる症状のことを指します。
急性腹膜炎
急性腹膜炎(きゅうせいふくまくえん)は、腹腔内に侵入した細菌が腹膜に感染して起こります。死亡率の高い病気なので緊急な治療が必要です。
慢性便秘
慢性便秘(まんせいべんぴ)とは、大腸内に便がとどまり、数日以上便通がない便秘症が日常化している状態のことを指します。
慢性胃炎
慢性胃炎(まんせいいえん)とは、胃の粘膜がなんらからの原因で傷つき、炎症を起こしている状態が持続的に繰り返される病気です。
慢性腸炎
慢性腸炎(まんせいちょうえん)とは、少なくとも数週間下痢が続く症状のことを指します。
慢性腹膜炎
慢性腹膜炎(まんせいふくまくえん)とは、結核や腹腔内の癌など、病気に伴って発症する腹膜炎のことです。癌の場合は腹膜に癌が転移します。
放射性腸炎
放射性腸炎(ほうしゃせいちょうえん)とは、腹部や骨盤内の病気のため放射線治療を受けたことによって起こる腸炎のことで、特に直腸や小腸に発症します。
機能性胃腸症(NUD)
機能性胃腸症(きのうせいいちょうしょう)とは、一般的検査では胃の粘膜にただれなどの器質的変化が認められないのに、胃の痛みをはじめとした腹部膨満感、吐き気・おう吐、食欲不振、胃のもたれ、胸やけなどの症状を示す症候群のことを指します。
消化性潰瘍
消化性潰瘍(しょうかせいかいよう)とは、胃や十二指腸の粘膜にただれや炎症が起こり、組織が欠損する病気のことです。
潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)とは、大腸、特に直腸の粘膜がただれて、潰瘍などができる病気です。
痔ろう(あな痔)
痔ろう(じろう)とは、肛門周囲膿瘍が悪化し、肛門の皮下組織にたまっていた膿が外に出て行く際に形成されるトンネルのような管のことです。
癌性腹膜炎
癌性腹膜炎(がんせいふくまくえん)とは、内臓を覆っている腹膜に癌が転移したものです。
直腸ポリープ
直腸ポリープとは、直腸の粘膜から発生する突起物のことです。このポリープはキノコのような管状線腫(かんじょうせんしゅ)と、瘤のような形をした絨毛線腫(じゅうもうせんしゅ)の2つに分かれます。
直腸炎
直腸炎(ちょくちょうえん)とは、直腸で炎症が起こり、粘膜がただれる病気のことです。
直腸脱
直腸脱(ちょくちょうだつ)とは、直腸の粘膜と外側の筋層が一緒に肛門の外へ脱出してしまう病気のことです。
空気嚥下症
空気嚥下症(くうきえんげしょう)とは、空気を大量に飲み込んでしまうことによって、げっぷがたくさん出たり腹部膨満感を覚える状態のことです。呑気症(どんきしょう)とも呼ばれます。
肛門がん
肛門がん(こうもんがん:肛門癌)とは、肛門に発生する癌のことです。
肛門ポリープ
肛門ポリープとは、肛門にある粘液を分泌する腺が炎症を起こして大きくなり、ポリープを形成したもののことを指します。
肛門周囲膿瘍
肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)とは、肛門の小さなくぼみに細菌が感染すると肛門周囲炎が起こり、この炎症が悪化して肛門周囲が化膿し、膿がたまる病気のことです。
肛門瘙痒症
肛門瘙痒症(こうもんそうようしょう)とは、排便あるいは肛門の病気で分泌された粘液によって、肛門周囲の皮膚に炎症がおこり、肛門の周囲に強いかゆみが現れる症状のことです。
胃がん
胃がん(胃癌)とは、日本人に最も多いガンの一つです。進行は度合いに応じて早期ガンと進行ガンに分類することができます。遺伝的因子や環境、ライフスタイルなどが胃ガン発生の原因とされていますが、近年では、ヘリコバクター・ピロリ菌と胃ガンの関連性も指摘されています。
胃けいれん
胃けいれんとは、病名ではなく、突発的に出現する心窩部痛(しんかぶつう)を表現した言葉です。
胃アトニー
胃アトニーとは、胃の筋肉の緊張が低下して働きが弱くなり、食べたものを胃から十二指腸に送る作用が低下するという疾患で、筋肉の少ない痩せ型の人によくみられます。
胃ポリープ
胃ポリープとは、胃の粘膜に発生し、いぼのようにポコッと胃の内壁に飛び出したもののことを言います。胃ポリープの多くは胃底腺ポリープという良性で癌化の可能性が低いものです。
胃下垂
胃下垂(いかすい)とは、文字通りに胃が下がっている状態であり、体系からいえば、やせている人に多く見られます。胃下垂の人のレントゲン写真を見てみると胃が重みで下に引っ張られて、垂れ下がって長くなっています。このことから胃長と呼ばれたこともあるようです。
胃切除後症候群
胃切除後症候群(いせつじょごしょうこうぐん)とは、胃を切除した後に出現する様々な障害の総称で、症状の出方や程度も様々です。
胃憩室
胃憩室(いけいしつ)とは、胃の壁の一部が外へ膨らんで突き出た状態のことをいいます。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍
胃潰瘍、十二指腸潰瘍(いかいよう、じゅうにしちょうかいよう)は、ピロリ菌、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID:エヌセイド)などにより、この防御機構が傷害されて粘膜が傷つき、そこが胃液の攻撃にさらされることで、胃や十二指腸の粘膜や組織の一部がなくなる病気です。
胃神経症
胃神経症(いしんけいしょう)とは、胃に原因となる病変がないのに、様々な意の症状を訴える状態のことを言います。
胃粘膜下腫瘍
胃粘膜下腫瘍(いねんまくかしゅよう)とは、胃の粘膜の下にある平滑筋や神経、血管、線維などに腫瘍が発生し、それが粘膜を押し上げて瘤(こぶ)になる病気です。
胃肉腫
胃肉腫(いにくしゅ)とは、粘膜上皮以外の組織に発生する悪性腫瘍である肉腫が胃に発生したもののことです。
胆汁性腹膜炎
胆汁性腹膜炎(たんじゅうせいふくまくえん)とは、肝臓から胆嚢、十二指腸と流れていく胆汁が腹腔に漏れることで起きる腹膜炎のことです。
腸管癒着症
腸管癒着症(ちょうかんゆちゃくしょう)とは、腸管の外側が炎症や外傷で損傷し、腸管に癒着が起こり、それによって腸管に通過障害などが発生する病気のことです。
腸結核
腸結核(ちょうけっかく)とは、結核菌が腸に感染して炎症を起こす病気です。
腸重積症
腸重積症(ちょうじゅうせきしょう)とは、腸の一部が腸管の中へ入り込んでしまい、腸の通過障害を起こす病気のことです。
腸閉塞(イレウス)
腸閉塞(ちょうへいそく、イレウス)とは、腸管が塞がって、食べ物やガスなどの通過障害が起こる病気のことです。腸捻転(ちょうねんてん)とも呼ばれます。
腸間膜動脈閉塞症
腸間膜動脈閉塞症(ちょうかんまくどうみゃくへいそくしょう)とは、小腸や大腸に分布して栄養を補給する血管が、血栓などで狭くなったり閉塞し、腸に栄養が行き届かずに腸管が壊死を起こしてしまう病気です。
腹壁瘢痕ヘルニア
腹壁瘢痕ヘルニア(ふくへきはんこんへるにあ)とは、外傷や開腹手術後に腹壁の傷口(瘢痕部)が癒合しないままでいると、その部分から腸管が腹圧によって、腹膜に包まれたまま皮膚の内側まで脱出し、皮膚を押し上げている状態のことを言います。
腹膜炎
腹膜炎(ふくまくえん)とは、腹腔内の臓器を覆っている腹膜に、腹腔内の炎症が波及した病気のことです。
薬剤性大腸炎
薬剤性大腸炎(やくざいせいだいちょうえん)とは、抗生物質の服用によって腸内細菌に異変が起こる病気です。急性出血性大腸炎と偽膜性大腸炎に分かれます。
虚血性大腸炎
虚血性大腸炎(きょけつせいだいちょうえん)とは、大腸に分布している大小の動脈に血栓が詰まったり、動脈の内径が狭くなることで血行障害が起こり、大腸に潰瘍など病変や、ひどい場合は壊死が起こる病気です。
虫垂炎(盲腸炎)
虫垂炎(ちゅうすいえん)とは、盲腸の先端から出ている虫垂に炎症が起こる病気のことです。
裂肛(切れ痔)
裂肛(れっこう)とは、便秘で排便時にいきんだり、下痢で何度も排便することなどが原因で肛門の粘膜が切れることです。切れ痔(きれじ)とも呼ばれます。
逆流性食道炎
逆流性食道炎(ぎゃくりゅうせいしょくどうえん)は、強い酸性の胃液や、胃で消化される途中の食物が食道に逆流して、そこにとどまるために、食道が炎症を起こし、びらん(粘膜がただれること)や潰瘍(粘膜や組織の一部がなくなること)を生じる病気です。このため胸やけや胸の痛みなどさまざまな症状が生じます。
過敏性腸症候群
過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)とは、悩みやトラブルなどの精神的なストレスによって自律神経系統が乱れ、腸の運動や分泌機能が過敏になって便秘や下痢といった便通異常を起こす病気のことです。
食道がん
食道がん(しょくどうがん:食道癌)とは、食道上に発生するタイプの癌でほとんどンが扁平上皮ガンとされています。患者数は60代の男性に多く、飲酒・喫煙が大きなリスクファクターの一つと言われています。また、熱い飲料などを好む人は食道が火傷を負いやすく、これもまた食道ガンの要因の一つとされます。
食道の良性腫瘍
食道の良性腫瘍とは、食道にできる、癌や肉腫以外の腫瘍のことを指します。
食道アカラシア
食道アカラシアとは、食べ物を食べたときに食道下部から胃の入り口である噴門(ふんもん)にかけての筋肉が緩まず、食べ物が胃に送り込めない状態のことです。
食道潰瘍
食道潰瘍(しょくどうかいよう)とは、食道炎と同じように、胃液や十二指腸液が逆流したり、物理的あるいは化学的な刺激で食道に潰瘍ができる病気のことです。
食道狭窄
食道狭窄(しょくどうきょうさく)とは、食道が狭くなって飲食物が通りにくくなる病気です。
食道神経症
食道神経症(しょくどうしんけいしょう)とは、食道そのものには病変がないのにもかかわらず、飲食物が飲み込めなくなる病気です。
食道裂孔ヘルニア
食道裂孔ヘルニア(しょくどうれっこうへるにあ)とは、横隔膜にある食道を通すための穴(食道裂孔)が緩んで、通常は横隔膜より下にある胃の一部が、この穴をすり抜けて胸郭内に入り込んでしまう病気のことです。
食道静脈瘤
食道静脈瘤(しょくどうじょうみゃくりゅう)は、食道にある静脈が瘤(こぶ)のように膨らんでしまう病気です。
鼠径ヘルニア(脱腸)
鼠径ヘルニア(そけいへるにあ)とは、腸管が腹膜に包まれたまま鼠径部に脱出した状態のことを言います。