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名医がいる病院

感染症・寄生虫病の病気

皮膚や器官など、人の体には常に微生物が住んでいます。この微生物のうちで、人の体に害を及ぼすものが病原体であり、感染とはこの病原体が臓器や組織に入って繁殖することをいいます。この病原体が繁殖することによって起きる病状が感染症です。以下の病名のリンクではさらに詳細な病気の症状や治療法、対策などを解説しています。

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HIV感染症、エイズ(AIDS)
エイズ(AIDS)とは、後天性免疫不全症候群とも言われ、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)による慢性の進行性感染症です。HIVそのものは感染力、生命力ともに弱いのですが特定条件下により感染します。
MRSA感染症(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症)
MRSA感染症とは、種々の抗生物質に効かなくなった多剤耐性の黄色ブドウ球菌(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)による感染症のことです。
ぎょう虫症
ぎょう虫症とは、ぎょう虫の卵が手についたり、チリに混じったりしたものが、口から入って人に感染する病気です。
アニサキス症
アニサキス症とは、アニサキスという線虫を食べた魚介類を人が生で食べることが原因で、胃や腸に潰瘍性の好酸球肉芽腫(こうさんきゅうにくげしゅ)が発生する病気のことです。
イヌネコ回虫症
イヌネコ回虫症(かいちゅうしょう)とは、犬や猫に寄生する回虫の卵が糞などを通して、人の口へ入り感染する病気のことです。
エボラ出血熱
エボラ出血熱とは、アフリカのエボラウイルスが皮膚の傷などから感染する病気で、国際伝染病です。
オウム病
オウム病とは、オウム、インコ、カナリア、鳩など鳥の病気の原因となる鳥型クラミジアが人に感染しておきる呼吸器疾患のことです。
コレラ
コレラとは、口から入ったコレラ菌が小腸で繁殖して起きる2類感染症のことです。ほとんどの場合、海外での生活時に感染するものです。
ジフテリア
ジフテリアとは、ジフテリア菌による感染症で、幼児がよくかかる法定伝染病の1つです。
ツツガムシ病
ツツガムシ病とは、ツツガムシ病リケッチアという寄生性の病原体微生物を持つツツガムシの幼虫などに刺され感染する病気のことです。
デング熱
デング熱とは、デング熱ウイルスを持つネッタイシマカに刺され、体内でウイルスが繁殖して筋肉や関節を侵す病気のことです。1週間ほどの潜伏期を経て、悪寒と40度近い発熱が起きます。
トキソプラズマ症
トキソプラズマ症とは、動物の便や豚肉や鶏肉に含まれているトキソプラズマの原虫で感染する病気のことです。
ノロウイルス感染症
ノロウイルス(Norovirus)とは、非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種のことです。カキなどの貝類による食中毒の原因になるほか、感染したヒトの糞便や嘔吐物、あるいはそれらが乾燥したものから出る塵埃を介して経口感染します。
ポリオ(急性灰白髄炎)
ポリオ(急性灰白髄炎:きゅうせいかいはくずいえん)とは、ポリオウイルスの感染で脊髄神経の灰白質という部分が病変を起こす法定伝染病のことです。
マラリア
マラリアとは、マラリア原虫が体内に入り、繁殖して赤血球を破壊する病気のことです。
マールブルグ病
マールブルグ病とは、アフリカのウイルスが病原体で、皮膚の傷などから伝染する国際伝染病のことです。
ラッサ熱
ラッサ熱とは、アフリカのネズミが持つウイルスが、皮膚の傷や病人の体液を通して体内に入って感染する国際伝染病のことです。
レプトスピラ症
レプトスピラ症とは、螺旋状にねじれた数ミクロンの病原菌微生物が、人の皮膚や口から入って感染する病気のことで、まず発熱、眼球結膜充血、筋肉痛が起きます。
ロタウイルス感染症
ロタウイルス(Rotavirus)は、一般に乳児下痢症・嘔吐下痢症の原因としても知られています。主に下痢症状で受診し、特に小児は重篤な下痢を起こし易く、罹患患者の10 %は入院となります。
回帰熱
回帰熱(かいきねつ)とは、シラミやダニに刺されたことによる回帰熱スピロヘータの感染が原因で起こる病気のことです。
回虫症
回虫症(かいちゅうしょう)とは、回虫の卵がついている食べ物を食べたときに感染する病気です。卵は体内で孵化して腸に寄生します。
広東住血線虫症
広東住血線虫症(かんとんじゅうけつせんちゅうしょう)は、広東住血線虫の幼虫が寄生しているアフリカマイマイを生で食べると発病し、幼虫が脊髄や脳に侵入すると、髄膜炎や脳性麻痺が起きる病気です。
広節裂頭条虫症
広節裂頭条虫症(こうせつれっとうじょうちゅうしょう)とは、生で鮭や鱒(ます)を食べて、条虫の幼虫が体内に入り感染する病気のことです。
成人T細胞白血病
成人T細胞白血病とは、レトロウイルスの一つである、HTLV-I(ヒトT細胞白血病ウイルスI型)がTリンパ球に感染し、それが全身の臓器に入ってくることによって発症する白血病のことです。
敗血症
敗血症(はいけっしょう)とは、身体にある連鎖球菌やブドウ球菌あるいは大腸菌などの様々な細菌が血液に入って増殖して、全身をめぐることでいろいろな臓器や組織に感染する病気のことです。
日本住血吸虫症
日本住血吸虫症(にほんじゅうけつきゅうちゅうしょう)とは、ミヤイリガイに寄生する日本住血吸虫の幼虫であるセルカリアが、皮膚から体内に入って肝臓や腸の血管に寄生して、成虫となって病気を起こす状態のことです。
日本脳炎
日本脳炎(にほんのうえん)とは、日本脳炎ウイルスに感染して起こる病気のことです。
有鉤条虫症
有鉤条虫症(ゆうこうじょうちゅうしょう)とは、豚肉を生で食べて条虫の幼虫が体内に入り感染する病気のことです。
炭疽(脾脱疽)
炭疽(たんそ)・脾脱疽(ひだっそ)は、本来は馬や牛、山羊など家畜の病気ですが、炭疽菌が人にも感染して発症する病気です。
無鉤条虫症
無鉤条虫症(むこうじょうちゅうしょう)とは、牛肉を生で食べて条虫の幼虫が体内に入り感染する病気のことです。
猫ひっかき病
猫ひっかき病とは、猫にひっかかれたり、咬まれたりして猫が保有する菌が感染する病気のことです。
発疹チフス
発疹チフスとは、発疹チフスリケッチアに感染したシラミから人が感染する病気のことで、4類感染症の一つです。
破傷風
破傷風(はしょうふう)とは、傷口から破傷風菌が入って繁殖して、生産された毒素が末梢神経や脊髄前角細胞を侵害することで起きる病気のことです。
糞線虫症
糞線虫症(ふんせんちゅうしょう)とは、糞線虫が小腸で繁殖して病気を起こす症状のことです。
細菌性赤痢
細菌性赤痢(さいきんせいせきり)とは、食べ物や水から入った赤痢菌が大腸で繁殖して、粘膜に潰瘍ができる病気のことです。
肝吸虫症
肝吸虫症(かんきゅうちゅうしょう)とは、肝吸虫の幼虫が人の胆管に寄生して成虫となって胆汁の流れや肝臓機能を阻害する病気のことです。
肺吸虫症
肺吸虫症(はいきゅうちゅうしょう)とは、肺吸虫の幼虫が体内に入って移動し、肺に定着し成虫となって病気を起こすものです。
腸チフス、パラチフス
腸チフス(パラチフス)とは、患者や保菌者の便や尿から排泄された腸チフス菌が食べ物や水を汚染して口などから入り、小腸で潰瘍を作ったり肝臓や脾臓で繁殖し、血液に入って全身に病変を起こす病気です。
野兎病
野兎病(やとびょう)とは、野うさぎがもっている野兎病菌が人に感染したり、野うさぎに寄生するダニに刺されることが原因で感染する病気のことです。
鉤虫症(十二指腸虫症)
鉤虫症(こうちゅうしょう)とは、野菜などについている鉤虫の幼虫が体内に入り感染する病気のことです。
風疹(ふうしん、三日ばしか)
風疹(ふうしん)とは、風疹ウイルスに感染することで発症する病気です。くしゃみや咳などでウイルスが飛び散り、感染します。風疹ウイルスに感染し、症状があらわれるまでの期間は約2~3週間で、症状が麻疹に似ているため、「三日ばしか」とも呼ばれています。麻疹は症状が10日間ほど続きますが、風疹は3日ほどでよくなります。一般的に4~10歳の小児に多くみられます。
麻疹(はしか)
麻疹とは、麻疹(はしか)ウィルスに感染して発熱、咳、鼻汁、目やに、発疹などの症状が出てくる病気です。近年、発症者は増加傾向にあります。年間20万~30万人ほどが発症し、子供だけでなく大人の麻疹も増えています。その背景には、ワクチン接種率が76%~80%と低いことが強く関わっているようです。事実、麻疹にかかる人の大部分は、予防接種を受けていない人です。
黄熱病
黄熱病(おうねつびょう)とは、南米やアフリカのネッタイシマカに刺されて、黄熱ウイルスが体内に入り感染する病気のことで、1週間以内の潜伏期間を経て、高熱、頭痛、嘔吐などが起きます。
RSウイルス感染症
RSウイルス感染症とはRSウイルスによる乳幼児の代表的な呼吸器感染症です。毎年、冬季に流行し、乳児の半数以上が1歳までに、ほぼ100%が2歳までに感染し、その後も一生、再感染を繰り返します。
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