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ツツガムシ病
ツツガムシ病とは、ツツガムシ病リケッチアという寄生性の病原体微生物を持つツツガムシの幼虫などに刺され感染する病気のことです。スポンサーリンク
ツツガムシ病の原因
野ネズミに寄生するツツガムシ（ダニの一種）には、ツツガムシ病リケッチアという寄生性の病原体微生物を持っているものがいます。人がこのリケッチアをもっているツツガムシの幼虫などに刺されると感染します。４類感染症の一つです。
東北地方に昔から夏に発生する風土病としてのものが知られていますが、それに加えて、今では全国的に秋から冬にかけて発生するものがあります。最近では野ネズミの増殖によって病気そのものも増えています。
ツツガムシ病の症状
刺された部位が赤く腫れてからかさぶたができ、その近くのリンパ節も腫れます。１週間くらいで寒気とともに高熱が出て１０日ほど続きます。さらに頭痛、筋肉痛あるいは目の充血が見られ、全身に赤い発疹が現れます。
ツツガムシ病の治療法
テトラサイクリンかクロラムフェニコールなどの抗生物質が有効です。治療が遅れて肺炎や脳炎などの合併症を起こせば、生命にかかわることもあります。
受診科は内科です。
ツツガムシ病に関するQ&A
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