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消化器の病気の検査

消化器の病気の検査には、上部消化管X線造影検査、上部消化管内視鏡検査、CEA、経鼻内視鏡検査、ピロリ菌検査、超音波内視鏡、カプセル型内視鏡、ダブルバルーン内視鏡検査、便潜血反応、注腸X線検査、下部消化管内視鏡検査、仮想大腸内視鏡検査、直腸診などがあります。以下の検査名のリンクではさらに詳細な検査の方法、注意事項、検査結果の判定や検査に異常があった場合に疑われる病気などを解説しています。

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CEA
CEAとは「がん胎児性抗原」の略称で、胎児の消化器の粘膜組織に存在するたんぱくのことです。主に胃がん、大腸がんがある場合に、高い数値を示すようになります。
カプセル型内視鏡検査
カプセル型内視鏡検査とは、小さなカプセル型の内視鏡を飲み込んで、小腸や大腸などの消化管の内部を観察する検査のことです。海外での研究、開発が進んでいましたが、日本国内でもオリンパスメディカルシステムズをはじめ各社が薬事申請をしています。2007年10月より、小腸用カプセル内視鏡「ギブン画像診断システム」が、初めての保険適用となり、全国約40カ所にて利用できるようになっています。
ガストリン
ガストリンの検査はゾリンジャー・エリソン症候群を診断する際に必ず行なわれます。
ダブルバルーン内視鏡検査
ダブルバルーン内視鏡検査とは、小腸の全域を内側から確実にとらえるために自治医科大学の山本博徳氏が考案し、現在では世界40ヵ国で臨床導入が進んでいる検査方法です。
ピロリ菌検査
胃潰瘍や十二指腸潰瘍の90%以上でピロリ菌が陽性を占めているといわれ、胃がんにも大きく関係していると考えられています。
ペプシノーゲン
ペプシノーゲンの検査では、胃粘膜の萎縮の広がり、胃液の分泌機能などが分かります。
上部消化管X線造影検査(バリウム検査)
上部消化管X線造影検査とは、俗に言われるバリウム検査のことで、食道がん、胃がん、胃・十二指腸潰瘍の診断に有用です。
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
上部消化管内視鏡検査とは、一般的に「胃カメラ」と呼ばれているもので、上部消化管X線造影検査(胃のバリウム検査)で胃がんや潰瘍が疑われたときに行なう最終検査のことです。
下部消化管内視鏡検査(大腸内視鏡検査)
肛門から内視鏡を挿入し、大腸の粘膜に生じた病変を直接観察する検査で、大腸内視鏡検査とも呼ばれています。
仮想大腸内視鏡検査
仮想大腸内視鏡検査(大腸CT)とは、内視鏡を挿入せずに、CTで大腸を撮影し、映像をコンピューター処理することで、まるで内視鏡で腸内を診るようにチェックできる検査のことです。
便潜血反応
便潜血反応(べんせんけつはんのう)とは、採取した便に試薬を混ぜ、その変化で血液の混入判定を行なう検査のことです。口から食道、胃腸を経て肛門まで続く長い消化管のどこかに出血があると、便に血液が混じりますが、少量の場合は肉眼では判断できないため、このような手法が用いられます。
注腸X線検査
注腸(ちゅうちょう)X線検査とは、大腸(直腸・結腸)に造影剤を注入し、X線撮影をして詳しく調べる検査のことで、下部消化管X線検査ともいいます。
直腸診
直腸診(ちょくちょうしん:直腸内触診、直腸指診ともいいます)とは、医師が肛門に指を挿入して調べる検査です。直腸がんや直腸ポリープ、前立腺肥大、痔などの診断にも有効です。
直腸鏡検査
直腸鏡検査では、筒状の鋼製鏡を肛門から挿入し、直腸内を直接観察します。
経鼻内視鏡検査
経鼻内視鏡検査とは、鼻からスコープを挿入し、食道、胃、十二指腸を調べる内視鏡検査のことです。
肛門鏡検査
肛門鏡検査では、痔核の程度や痔ろう、裂肛、ポリープなどがないかを調べます。
胃液分泌機能
胃液分泌機能検査では、胃液の分泌量や酸度、色などを調べ、胃炎などの治療の参考にします。
超音波内視鏡検査(EUS)
内視鏡に、超音波検査のプローブ(探触子)がついている超音波内視鏡(EUS)を使い、消化管の腫瘍などを詳しく調べる検査のことです。
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