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ポリオワクチン
ポリオワクチンとは、ポリオ(急性灰白髄炎)を予防するためのワクチンのことです。スポンサーリンク
ポリオワクチンについて
ポリオワクチンとは、ポリオ(急性灰白髄炎)を予防するためのワクチンのことです。
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ型の3つのタイプのポリオワクチンウイルスが混ざっています。ワクチンを受けることによりそれぞれの型に対する抵抗力(免疫)ができます。しかし、1回受けるだけでは1つか2つの型だけに対する抵抗力しかできないこともあります。したがって、2回受けること(1回目と2回目の接種の感覚は41日以上の間隔が必要です。)により1回目に抵抗力ができなかった型に対する抵抗力ができることとなります。
ひどい下痢をしていると、ワクチンの弱まるので接種を延期してください。
ポリオワクチンの副反応(副作用)
ワクチンに使用されているウイルスは弱毒化されているため安全ですが、服用後体内で増えるため、約450万人の経口接種に1人程度の極めてまれな頻度で、ウイルスが脳脊髄に達して麻痺を生ずることがあります。
また、予防接種を受けた人から接種後15~37日間にわたってウイルスが便中に排出されます。このウイルスが、ポリオウイルスに対する免疫を持っていない人(ワクチンの接種を受けていない人など)、または抗体価の低い人に感染して、麻痺を起こすこともあります。その頻度は一定していませんが550万人に1人程度で稀なものです。このため予防接種後のオムツの取り扱いには、十分注意する必要があります。
昭和50年から52年に生まれた方は、特に、ポリオの免疫を保有している方の割合が他の年齢層に比べて低いため
1.ポリオウイルス常在国に渡航されるとき
2.お子さんがポリオワクチン接種を受けるとき
に再度ポリオワクチンの予防接種(任意の接種)を受けることを勧められています。
ポリオワクチンの接種時期
予防接種法では生後3ヶ月~7歳までが対象ですが、病気にかかりやすい時期を考慮して、通常は生後3ヶ月~1歳半までに受けます。
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