白血球減少
抗がん剤や放射線による治療では、骨髄の血液細胞をつくる働きが低下し、白血球(=顆粒球)が減少します。白血球(=顆粒球)が減少すると、病原体(細菌、真菌(カビ)など)に感染しやすくなります。特に、好中数が血液1μlあたり1000個未満になると感染のリスクが高くなり、500個未満になるとそのリスクは大幅に上昇します極端に減少すると、感染のリスクが高まります。このようなときには、手洗いうがいを励行し、抗生剤や抗真菌剤を予防的に内服して対処します。また、好中球を増加させる顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)を治療後に投与することがあります。
出典:国立がんセンターがん対策情報センター他
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