赤血球の数が減少したり、酸素を運ぶ能力が低下した状態です。抗がん剤や放射線による治療では、骨髄の血液細胞をつくる働きが低下して、貧血を生じます。しかし、赤血球の寿命は120日と長いため、貧血の症状は治療1~2週間後より徐々に出現してきます。貧血による症状がつらかったり、症状がなくともヘモグロビンの値が一定の値以下になれば、赤血球輸血が行われます。
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