予後調査(追跡調査)
院内がん登録や地域がん登録にすでに登録されている患者さんの生存率計算のために確認するべき登録患者さんの生死状況の調査。生存確認調査、追跡調査ともいいます。院内がん登録に登録された患者さんの生死状況の一部は、その施設を最後に受診した日やその施設で亡くなった日からある程度把握できますが、それで全員の状況が確認できるわけではなく、地域がん登録への問い合わせや、役場照会(住民票照会)によって網羅できます。地域がん登録に登録された患者さんの生死状況の確認のための予後調査(生存確認調査、追跡調査)も、同じく役場照会(住民票照会)によって得られます。また、地域がん登録では、人口動態死亡情報を利用して予後調査(生存確認調査、追跡調査)を行っているところもあります。しかし、現在、すべての施設(病院)や地域がん登録で予後調査(生存確認調査、追跡調査)を行っているわけではありません。
出典:国立がんセンターがん対策情報センター他
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